クリーピングタイムとレイタータイムを比較してみた
グランドカバーとしてのタイム
クリーピングタイムとレイタータイム、どちらも匍匐性(ほふく性)のタイムで背が低く地面を這うように広がって成長します。
グランドカバー用のタイムで検索すると、よく名前が出てくるのがクリーピングタイム、次に グランドカバー用に品種改良されたレイタータイムです。
どの種類が庭の土質や気候に合うのか分からなかったので、両方育てて比較してみました。
葉の色と形状
クリーピングタイム:レイタータイムよりは葉の色が明るめで、黄色っぽくなることもあります。
レイタータイム:年間通してクリーピングタイムより少し濃い目で、落ち着いたグリーンです。葉の形状が若干レイタータイムより細長いです。
花
どちらもピンク、白があります。うちのクリーピングタイムは白花、レイタータイムは白に近い薄いピンクです。
共通して言えること
1. 香り:「踏みしめるといい香りがしますよー」と説明されているのを見かけます。しかし可愛そうで踏めません! 指で触ると少し香りが分かる程度です。私には丁度いいぐらいです。ローズマリーやミントと比較するとかなり控え目な香りです。
2. 増やし方:差し芽が簡単にできます。気候条件等で枯らして”全滅”してしまわないように、少し鉢で栽培して控えの苗をキープしています。
3. 繁殖力:爆発的に増えることはありませんでした。うちの庭に限ってかもしれませんが、想定以上に成長がゆっくりです。
4. 雑草予防効果:密になって生えているところには雑草が生える余地はありません。でもゼロではないので雑草抜きが必要な個所もあります。隙間にコケが生えることがあります。コケだけを取ろうと思うと手間がかかります。コケが好きな方には自然な感じで趣があっていいかもしれません。
5. 耐寒性、耐暑性:真夏も真冬も全てが枯れることはありません。葉が茶色くなる個所もありますが、おだやかな気候になると自然に復活して葉を増やします。
まとめ
グランドカバー全般について言えますが、どの種類がその家の条件に合うか分からないないので、一度に広い面積を定植せずに少しづつ数種類を試してみることをお勧めします!
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