ビルベリー:フィンランドのブルーベリーはブルーベリーではない!
フィンランドのブルーベリー
ブルーベリーと言えばフィンランドを連想される方が多いと思いますが、フィンランドで自生しているのは、ブルーベリーの一種で「ビルベリー」というものです。実の形状はもっと小粒で、葉の形がブルーベリーと違います。木は腰丈より低い低木です。
フィンランドのマーケットで売っている ”一般的に馴染みのある形状” のブルーベリーはヨーロッパから輸入された商品ばかりです。ちゃんと原産国名が表示されています。フィンランドに行き始めた頃はブルーベリーとビルベリーの違いが分からず「なんで輸入品ばっかりなんだろう?」と不思議に思っていました。
ちなみにフィンランド語では、ブルーベリーもビルベリーも「ムスティッカ」(mustikka)です。ややこしいですね。
日本で買えるビルベリーの苗
日本で「ビルベリー」と称して販売されている苗には偽物があって、北米原産種が多いようです。区別するために「ワイルドブルーベリー」という名称で売られていたりもします。フィンランド原産のビルベリーの苗は日本で販売されていません。私が購入したのはドイツで実生選抜されたもので、ビルベリーには違いないはずです。
ビルベリー栽培
ズバリ楽です。樹高が低いので鉢植えで簡単に移動させられます。寒さに強いし、春には可愛い花がいっぱい咲いてくれました。
自家受粉してくれるので結実させるのに手間がかかりません。
そして遂に収穫の時期を迎えた黒っぽい実が増えてきました!
初収穫!
小粒ながらも、しっかり甘みと酸味がありました。アントシアニンがブルーベリーの3~5倍と言われているので効果も期待しています。
生のビルベリーの実が販売されているのを日本で見たことがありません。獲れたてを食べられるのは家庭菜園の醍醐味ですね。
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