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夏至祭り:フィンランドの夏の訪れを祝う

今年は6月20日フィンランド夏至祭り 

フィンランド夏至は祝日で、クリスマスと並ぶほどのイベントです。夏至を挟んで3日間ぐらいは仕事も学校もお休みになります。日本の正月や、お盆みたいな感じです。家族でサマーコテージでのんびり過ごしたり、友達同士でキャンプをしたりで、両手にビールを抱えて嬉しそうに駅に向かう人をよく見かけました。

毎年セウラサーリ島で行われる夏至祭りが有名です。今年は残念ながらコロナの影響で中止になってしまったようです。 今回は昔行った時の写真で夏至祭りをご紹介します。

ヘルシンキの中心部からバスで約20分で夏至祭りの会場、セウラサーリ島に到着します。入場するためのチケットを買って、島につながる橋を渡ります。

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橋を渡ってすぐの所に、数種類の伝統的な夏至の飾り付けが展示されています。フィンランド林業が盛んなので、昔行われていた丸太の川流しのデモンストレーションも実演されていました。

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伝統工芸のデモンストレーションが行われています。写真は頭に被る花輪作りですね。民族楽器カンテレの演奏、フォークソングの合唱、民族衣装の展示、鍛冶作業等を見ることができます。

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ご年配の方は一般の人も綺麗な民族衣装を着て参加されています。

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フィンランドフォークダンスが有名です。野外劇場でお芝居が行われたりもします。(全編フィンランド語で内容理解できませんでした…。)

毎年1組のカップル(新郎新婦)が選ばれて祭りの主役となり、皆の前でダンスを披露します。

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かがり火「コッコ」です。これは子供用のコッコで、子供達が早く帰れるように夕方に火を灯します。

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こちらはメインの大きなコッコです。夜の9時半から10時頃に火が灯され、祭りのクライマックスを迎えます。夜の10時でこの明るさです。

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この季節、昼間は半袖や薄手のシャツぐらいで大丈夫ですが、夜はセーターか上着を着ないと寒いです。私は薄手のウィンドブレイカーしか持っていなかったので、コッコが燃えるのを見ている間、とっても寒かったです。帰りのバスはお酒が入ってハイテンションな人達でいっぱいでした。

森のように自然がいっぱいの島で行われ、フィンランドの伝統文化に触れられて幸せな気分になれる夏至祭りでした。

ノニーン! フィンランド人はどうして幸せなの?

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