今観るべきSF映画:プラン9・フロム・アウタースペース
アメリカ国防総省がUFOだとする映像を公開したり、 自衛隊に「宇宙作戦隊」が発足されたり、(スタートレック・ファンの私としては、即 TVシリーズの ”宇宙大作戦” を思い出しましたが…)ちょっとした宇宙ブームですね。(?)
そこでお勧めしたいSF映画が、あえてこの時代に「プラン9・フロム・アウタースペース」です。(1959年製作 アメリカ映画) SFですが最高に笑えます。
現代のCGバリバリで、ものすごいお金をつぎ込んだSF映画を観て「なんじゃコレ⤵」って落胆された方、お勧めですよ!
私が劇場に観に行った全ての映画の中で一番笑った作品だと思います。ツッコミどころ満載です。このご時世、この映画を観てリラックスして楽しい気分になってくださいね。
カルト映画の代名詞
この映画は ”アメリカ史上最低の監督” と称されるエド・ウッドの作品で、監督の情熱は伝わってくるんですよ。でも情熱に技術が追い付いていないんです。たとえ時代的なものを考慮したとしても、とにかくチープで作りが雑でお粗末なんです! B級どころかZ級と例えられたりもします。一見コメディー映画のようですが、そうじゃないんです。監督は大真面目にSF映画を作ったんです。もう、ここまでやってのけられると逆に愛おしさを感じます。
ストーリー的には『UFOがやってきて宇宙人が地球を攻撃する。』的なものです。登場する役者さん達が、なんとも個性的で監督のこだわりを感じます。
最近 ”総天然色版” となってリバイバル上映されていたようです。 やはり、時代はこの映画を求めているんですよ! あるいは、時代がやっとエド・ウッドに追いついたのか?
ちなみに、お笑いユニットの「ザ・プラン9」の名前の由来は、この映画からきているそうですよ。
映画「エド・ウッド」
1994年、ティム・バートン監督作品の「エド・ウッド」でジョニー・デップがエド・ウッド監督を怪演しています。この映画で「プラン9・フロム・アウタースペース」を製作する経緯がわかります。こっちを先に観るほうがいいかもしれませんね。プラン9のツッコミどころが良くわかります。
SATCでブレイク前のサラ・ジェシカ・パーカーがエド・ウッドの恋人役で共演していて、若いお姿を見ることができますよ!
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