猿の惑星/PLANET OF THE APES
猿の惑星
今日は映画と昔見たテレビドラマのお話をします。
皆様は子供の頃、どんな映画やテレビドラマをご覧になっていましたか? 再放送で観てたテレビドラマで強烈に怖かったのが猿の惑星です。
未来で猿は人間より高い知能を持ち、人間狩りをして奴隷にするんです。原始人のような姿をした人間が逃げまわって猿に捕り、木の檻に入れられ、馬車で運ばれてゆくシーンが忘れられません。
”人間以外が人間を支配する” というストーリーの映画やドラマの元祖のように思います。
当時小学生の私にとってはトラウマレベルの内容です。でも観てました。 私のSF好きはこの頃に芽生えたんでしょうね。
猿の惑星(オリジナル版)
1968年公開の映画です。
20才の頃、テレビで観ました。 このラストシーンが衝撃的で心臓バクバクしました。
大人になって「猿の惑星」に込められた社会的な問題提議も理解できるようになり、なおさら衝撃的でしたね。「続・猿の惑星」のラストも衝撃的です。
PLANET OF THE APES/猿の惑星
2001年公開の映画です。
ティム・バートン監督の作品ということもあり、キャラクター設定の細部やデザイン、アートワークが秀逸です。オープニングのタイトルシーンがカッコよくてワクワクします。「さすが、ティム・バートン!」って思いますよ!
ストーリー的には1968年公開のオリジナル版のリメークと言われていますが別物です。カメオ出演の俳優さん達がいるので、気をつけて観るとおもしろいですよ。
猿の惑星:創世記 (Rise of the Planet of the Apes)
2011年公開の映画です。
コロナウィルスの流行初期、まず頭によぎったのがこの映画です。ネタバレになるので詳細はお話しませんが、ラストシーンが妙に頭に残りました。
「これはSFの世界だけど、もしこんな方法でウィル感染が世界に広がったら怖いなあ。」と思いゾッとしました。それが現実となり、この映画は今起こっていることを予言しているようです。
人気コメディアンの方がコロナの犠牲でお亡くなりになり、チンパンジーのP君が怒りで人間を征服しようとする世界が現実に起こるかもしれません。
檻の外から見物する側、檻に閉じ込められる側 が反転することはSFだけでなく、現実の世界でも起こります。
いろんな可能性を想定して、頭を柔軟にしておきたいです。