今観るべきゾンビ映画:『ゾンビーノ』はハートウォーミング&コメディ&風刺的で面白い
久々の映画紹介、もうすぐハロウィンということでゾンビ系にいたします。ゾンビ映画にもいろんなジャンルがあって好みが分かれると思います。「ゾンビちょっと苦手だな」って方にもお勧めできるのがゾンビーノです。(あんまり)怖くもグロくもないのでご安心ください。50年代風の衣装やインテリアがポップな感じで明るい色調です。
本作では「マトリックス」でトリニティ役のキャリー=アン・モスさんが全く違うイメージの役柄を演じてられるのも見どころです。
ゾンビーノ(原題Fido 2007年公開)
舞台は1950年代風のアメリカっぽい場所で、ゾンビが人間のペットや召使のようにして扱われ、人間と共存する世界を描いています。一家に召使としてやって来た心優しいゾンビがアクシデントで”問題行動”を起こしてしまいます。それを発端に人間と友情や愛情が芽生えてゆきます。
本作はコメディー映画にも、ラブストーリーにも、奴隷制度や人種差別に対する風刺映画にも解釈できる面白い作品です。仮にゾンビを他の生き物に置き換えてみると、生と死、命、倫理感について考えさせられたりもします。ストーリー的には難しく考える必要が無くサラっと観られるので、1回目は是非のんびり楽しんで観てください!
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